開始時刻 午前11時00

 1.市長発表事項

   なし

2.その他

【記者】
どのような方針で今年1年を取り組むのか。
【市長】
コロナ対策が最大の課題であり緊急の課題であると思っている。これにしっかりと対応していくことが1番の責務と思っている。
したがって、これまで積極的に補正予算を組んで可能な限りスピード感を持って対応してきた。それでもなお現状を見ると、飲食業、宿泊業、観光業を中心に落ち込みが顕著な分野があるので、そこに対して手を打っていくべきだと思っている。職員に対しては積極的な対策を講じるように本日指示をしたところである。補正予算を積極的に組んでいきたい。大きい柱に関するものは、新年度予算でしっかりと位置付けていく。
この1年間の考え方の基本になるものは、一関という地域に住む方々の「個」を重視しながら公に対する「思いやり」や「意識」というものをどこまで拡げていけるか、これを可能な限り拡げていけるよう職員と考えを共有しながら取り組んでいきたい。

【記者】
「個」と「公」という話があったが、職員に対する意識改革を求めると同時に市民に対する意識改革を求めるということか。
【市長】
そのとおり。職員に対してコロナの関係で言えば、職員が感染者になったという事例もあったため、昨年末に公務員としての意識を持って対応するように言っているので、個別の事については触れなかった。

【記者】
職員の中からコロナに感染したことで新たに注意を促したことはあるのか。
【市長】
感染した職員に対しては無い。但し、広く一関市の職員に対しては感染対策を十分にとっていなかった店に複数回訪問し滞在し注意もしなかったことに対し、市民から批判も出ているので良く考えるようにと言っている。

【記者】
職員の感染に関して、濃厚接触者については全員感染していないということだが、新年度の予算査定への影響は無いのか。
【市長】
単純に暦を見ると影響があると思うが、明後日まで両副市長など予算編成に関わる職員は自宅にいるため作業は進まないが、7日出勤以降はフル回転で作業し市長査定は予定通り行うと報告があったので大丈夫だと思っている。

【記者】
昨年の仕事納めの式と本日の仕事始めの式で話していたと思うが、コロナ関係で影響を受ける市内経済の部分について、昨年末に商工会議所関係者と懇談も行っており、当初予算を待たずに補正予算対応で出来るものを検討するよう職員に指示したとのことだが、具体的な支援の内容は決まったのか。
【市長】
具体的なものは上がってきていない。各担当がこれまで行ってきた対策を検証しながら今何をすべきかをしっかり捉えて、スピード感をもってやるように言っている。今後上がってくると思う。

【記者】
昨年の12月中旬以降の大雪で、農業ハウスや牛舎の損壊等、特に市西側の地域で大きな被害が発生している。平成28年の雪害を上回る規模と分かっている。被害調査の途中だと思うが今後の支援をどのように行っていくのか。
【市長】
昨年の12月25日に萩荘、厳美に行って見てきた。今までに例の無い被害だと思っている。雪が解けていないので被害がどの程度になるか想像できない状況。
パイプハウスだけでなく、ハウス内の育苗関係のものがどれだけ影響があるか不安がある。しっかり把握に努め手を打ちたい。県、国へ要請しないといけないと思う。
 

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 閉会 午前11時15分