開始時刻 午前11時00

 

○市長発表事項

なし
 

○その他

【記者】
今年1年間を振り返って印象に残ったことなどを教えてほしい。
【市長】
年という単位だと、市長に就任させていただいてから、初めての1月から12月までとなるが、本当にあっという間に過ぎた1年だった。
印象に残ったことは、以前は副市長や部長などという立場だったが、市長という立場になり、あらためていろいろな方たちがやってくると思った。職員とのやり取りではなく、外部の方々とのやり取りで、ほぼ1日が終わる。そして、時々、職員と協議を行うというスタイルに変わったというのが、一番印象に残っている。
具体的には、年の前半はほぼNECの関係に時間を費やした気がする。それでいろいろな深堀をしたことで、皆さんの理解につながったと思うし、意味があった。本当に慌ただしく過ぎた1年だった。
 
【記者】
現在改めて思っている課題も含めて、来年に向けての展望を聞きたい。
【市長】
コロナ関係と人口減少対策のことを言って就任したが、コロナに関しては状況が変わるので、状況に合わせた対策をしていくということしかない。
人口減少について、これは1年前に所信表明で申し上げたが、人口減少対策には稼ぐ力が必要だと言った。まち、ひと、しごとの順番を逆にした、しごと、ひと、まちという物事を具体化させるために就任してすぐに若者活躍や女性活躍などについて動いたり、補正予算や年度当初予算でも稼ぐ力に特化したものを提案しました。
それから1年経って、議会の答弁の中で言ったが、今住んでいる土地にこれからも住み続けたいということが大切で、それが人口減少下にある局面においての答えじゃないかと思った。そのことに気がついたという話をしました。今度はそれをさらに具体化するためのものを今いろいろと考えている。新年度において、制度として新しい事業を出して具体化していくのが2年目の仕事だと思っている。
 
 
【記者】
先週、知事選について千葉絢子さんが出馬表明されました。
千葉絢子さんは平泉町出身で一関一高を卒業しており、この地域にゆかりのある人物である。千葉さんの出馬表明に対する所感を伺う。
【市長】
まず所属する政党や県議会における会派とかそういった部分を除いたところで申しあげると、お話の通り平泉町出身で地元の高校を卒業された。特にこの岩手県南部のことについては詳しいと思う。
そして県議会議員として活動してきて、女性として県政に対する思いを持っていると思う。私の方としては、そうした方が出馬表明されたという事実は事実で受け止める。
特にどなたを支持するとかしないとかは、決めているわけではない。
 
【記者】
先週、パートナーシップ宣言について担当者に伺ったところ、今日の会見で発表すると聞いていた。
実際に運用の開始は一部の報道で23日からと言っていたが、その予定で良いのか。
【市長】
はい。その予定。
要綱の方も決裁中で、あとは皆さん方に周知説明をする準備を整えて23日に運用が開始できるように進めている。
パートナーシップ制度に取り組むということ自体はもう既に表明していたので、具体的には書き物の作り込みだけなので、あえて会見の場で発表することはないと思って記者会見という形ではアナウンスはしませんでした。いずれプレスリリースはあると思う。
予定とすれば23日です。
 
【記者】
一関市が県内で初めての導入となり、今まで準備を重ねていよいよという形があると思うが、市長から改めて思うことは。
【市長】
パートナーシップ制度をどういう観点から見るかによっていろんなその言い方ができると思う。
男女共同参画という切り口、あるいは多様性という切り口、そもそも人権だという話など、いろいろある。
そのパートナーシップ制度に対しては、自治体において担当するセクションによって今言ったように違ってくる。
私は以前、パートナーシップ制度を導入しようということを申し上げたとき、まずは人権と話をした。
その次に、一関市において人口減少に向かっていくには、働き方の多様性、暮らしやすさ、生きやすさ、という言葉が欲しいと話した。
パートナーだけの関係性だけを証明するのか、その親御さんやお子さんまで入れ込むとか、いろいろなやり方がある。
 
 

 以上

閉会時刻 午前11時10分