開始時刻 午前11時00

 

○市長発表事項

  なし

○その他

【記者】
今日の9時からコロナワクチン接種の予約が始まっているが、何か不具合など問題が発生しているか。
また、栗原市長選で新人の佐藤智さんが当選された。今後の栗登一平の推進に変わりはないか。
【市長】
ワクチン接種の予約の受け付け状況は、非常に混みあっている。ワクチンの接種については、コールセンターとインターネットによる予約と各医院が個別に受け付けするものがある。現時点で市が把握しているのは、コールセンターとインターネットによる予約になる。各医院はそれぞれ受け付けしているので、今のところ把握するのは難しい。コールセンターとインターネットによる予約受け付けは集団接種分となるが、かなりの方から申し込みがあった。予約枠の1,080人に対し、10時現在で451人から予約を受けている。
その他、市内8医療機関分をコールセンターとインターネットで受けることになっており、一関病院、岩手病院、かとうこどもクリニック、西城医院、中里クリニック、菜の花皮膚科クリニック、菜の花クリニック千厩、藤沢病院での接種の予約が出来るようになっている。その他の医療機関は直接電話で予約を受け付けている。
先週までに接種券を高齢者の方々に郵送したが、各医療機関に問い合わせが殺到したと聞いており、関心の高さがうかがえる。特に予約受け付け開始直後は、ワクチンの量が限られて予約が取りづらいと思っていたが、想定どおりとなった。予約受け付け開始直後は非常に集中しているが、7月までには希望する方には接種できるので落ち着いてほしいと市民の方にお願いしたい。
栗原市長選については、前回は40数票差の大接戦だったが、今回も同じ顔ぶれでの選挙となった。約1,500票の差となったが、今回も接戦と言ってもいいと思う。
栗登一平の関係については心配していない。今般当選された佐藤さんは前々の市長の時の副市長としておられた方。栗原、登米、一関市の連携を始めようと動き出した時の副市長なので、目指すべきところを重々理解されていると思う。私自身もその当時から知っている方なので、今までと変わらず連携を進めていけると思う。

【記者】
昨日は、当選された佐藤さんへお祝いとして駆けつけたのか。
【市長】
近くまでは行っていたが、どちらの候補者へも顔出しはしなかった。

【記者】
改めて会う機会をつくるという考えか。
【市長】
はい。

【記者】
今週末から連休に入るが、コロナの感染拡大が首都圏等で続いている状況。一関市も県境ということで注意すべきことがあると思う。県の本部会議が本日開かれるが、市長から市民に連休の過ごし方について注意して欲しいことがあるか。
【市長】
これまで、市民に対するメッセージを21回出している。常に言っていることは、基本的な対策の徹底につきること。それを繰り返して市民の方々に市長メッセージとして出している。
それから、先週で終わったが各地域の行政区長会議に出向いて話をした。ワクチン接種をはじめとしてコロナ感染症対策をメインにして話をしてきた。行政区長から市民の皆さんに伝わると思っている。一関だから特別これをやるということはない。基本的な対策をどれだけ徹底してやるかということだと思う。

【記者】
ILCに関連して、先日、盛岡にスロベニアの大使が来られた。
今週は県のILC推進局の講演会が開催されるなど活動が継続している一方、考える会では懸念を示している。このような動きに対してどのように捉えているか。
【市長】
そういう動きはこれからもっと出てくると思う。北上高地の中心となる場所の特定を県はしてこなかった。研究者側からはっきり出されてくることになったので、一関という名前が具体的に色々な場面で露出していくことになる。そうなると、一関に直接足を運ぶような方も出てくると思うので、しっかりと対応したい。
また、スロベニアは加速器のハード面で実績のある研究を行っている国。心強いメッセージだったと思う。
先週末に、考える会からこちらから回答した内容に対する意見をいただいたようですが、いろいろな考え方があっていいと思う。一つのことに対しいろいろな見方があると考えている。あえて一つ一つは釈明するつもりはない。

【記者】
少し先の話になるが、今年は市長選にあります。市長の予定は表明されているのか。
【市長】
これまで、何回も同じ質問を受けているが、今は考えていない。

【記者】
しばらくは表明しないということか。
【市長】
日にちが迫ってきているので、だんだんと考えていく。
 

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閉会 午前11時20