開始時刻 午前11時00

○市長発表事項

■令和4年度の市勢功労者表彰について
【市長】
令和4年度の市勢功労者として、個人4人、1グループの表彰を決定した。
まず、区分で自治功労が2人、産業功労が1人、教育文化功労が1人とグループが1。
お名前は、自治功労で勝部修さん。主な功績は、平成21年10月から新「一関市」二代目の一関市長として令和3年10月までの3期12年間務められた。
2人目は槻山隆さん。一関市議会議長として、議会運営や議会改革に尽力されるとともに、市議会議員として岩手・宮城内陸地震からの復旧・復興に尽力された。
3人目は、産業功労として伊藤公夫さん。一関市農業委員会会長として、現在の委員会組織の礎を築き、市の基幹産業である農業の各種課題に積極的に取り組んでいただいた。 
4人目は、教育文化功労として藤堂隆則さん。長きにわたり一関市教育委員会教育長として学校教育や社会教育など教育行政課題に献身的に取り組んでいただいた。
5番目は、教育文化功労としてN.S.Pの皆さん。国立一関工業高等専門学校に在学していた同級生3人によって結成され、本年50周年を迎え、一関市の交流人口、関係人口の創出に貢献いただいた。
決定に際しては、10月5日の水曜日に表彰選考委員会に諮問し、満場一致で市勢功労者として適当との答申をいただき、決定した。
市政功労者は平成22年度から行っている。市町村合併から5年経過した時点になる。今年で13年目。これまで68人を表彰している。
ここ数年の傾向として、公職についていた方であるとか、組織の団体の長であった方というのではなく、市が直接関与しない個人の活動であっても、一関市の特色や誇りとなるものを創造・伝承する活動の功労が認められる人も表彰している。
今回のグループの表彰は初めてになる。表彰式は、11月3日木曜日文化の日、午前11時からベリーノホテル一関で開催する。3密回避、手指消毒など、新型コロナの防止対策を講じた上で開催する。具体的な感染防止対策として、会場入口での非接触型カメラを使用しての検温。消毒液の設置、来賓・参列者へのマスク着用呼びかけるが、受賞者はマスクをするかしないかは個人の判断だが、ステージ上で表彰を受けていただく時や写真撮影の時、スピーチをお願いする時はマスクをしなくて良いと思っている。
参列者は一定程度の制限を行いたいと思っている。市の職員は、従来、管理職全員だったが、今回に関しては、部長級と次長級に限定したいと思う。全員で63人になる。
前回・前々回は部長級、関係部長としたが、今回は次長級まで拡大したことになる。
受賞者を招いた昼食会も感染対策を行いながら実施する。
市勢功労者表彰は、一関市表彰条例に基づき、公共の福祉と市勢の進展、美しい地方自治や教育、文化、産業振興、民生、消防など、様々な分野で功績が極めて顕著な方に対して、敬意を表して行うもの。
 
【記者】
N.S.Pが団体として初めて表彰されるが、平賀さんは表彰式に来られるのか。
【市長】
受章されることの意思及び式への出席確認を行っている。N.S.Pは3人のグループ。だが、2人はもう亡くなられている。ご家族の方に受章の意思と表彰式へ出席いただく確認もしている。平賀さんにも、当日お越しいただくことを確認している。
 
 

○その他

【記者】
先週、無免許運転をした会計年度任用職員を懲戒処分にしたが、運転免許証の確認が十分行われてなかったことが原因であり、改善する点になると思うが、実際に採用するにあたって、何らかの方法で運転免許証の確認をしなかった担当者の処分は検討しているのか。
【市長】
処分するかは結論が出ていない。正規職員や非正規職員は、年末にかけて、本人の就労状態、就労意欲や困りごとの確認、或いは翌年度の人事の資料などのためにヒアリングを行っている。
その際に、正規職員、非正規職員の運転免許証を確認している。運転免許証の色が変われば何かあったのだろうと思う。そういったことも含めてやっている。
今回の事案が発生して分かったことだが、正規職員を採用する時には運転免許証を確認することを明文化していたが、非正規の会計年度任用職員の運転免許証確認は、明文化していなかった。
ただし、明文化していなくても普通に確認していると思っていた。明文化されてなかっところが今回の反省点になる。
運転を伴う業務を行う場合は確認するし、通勤手段として、利用する場合にも、確認することを明文化する。
そうしたことが前提としてあり、その上で処分するかしないかを検討することになる。
 
【記者】
全庁的に適用するために明文化するということか。
【市長】
はい。
 
【記者】
確認というのは、ヒアリングの際に運転免許証の提示をしてもらうということか。
【市長】
 はい。知らないうちに運転免許証の色が変わっていることがある。業務、業務外関係なく、事故違反があったら必ず報告することとしている。そうしたことの一環で、毎年1回は確認をしている。
 
【記者】
国保税課税に係る所得照会漏れについて、あまり無いミスが起きたと理解している。
6月には後期高齢者医療保険料の平準化に必要な事務作業を怠っていたということもあ
った。そういった意味では、納めてもらう人達に対しての行政の責任がある。この点について、何か市長として、感じている部分や具体的に指示したことはあるのか。
【市長】
やるべき作業の一つが欠落をしていた。これは全くのミスであります。別の観点から見た時に、なぜそういったことが起きるか。やることが抜けていたということがなぜ起きるのか。いろいろな要因が考えられる。
一つ目は、住所地特例の関係では、原則や特例もあり制度改正もあった。そこのところに、役所の中で業務の手順が追い付いていなかったのがあると思う。後期高齢者医療保険料の件も同じだと思う。
二つ目は、事務のシステム化。以前であれば、手処理も結構あり、業務の引き継ぎ、やり方など、皆で集まってやらないといけなかったが、システム化してきたことで、どこまでが直接やるのか、どこからやらなくて良いのか、頻繁に変わる。そういった部分も原因の一つになったと思う。
 
【記者】
国保税の賦課誤りにより、追加で賦課される方もいるが、市民の方から苦情や指摘などはあったのか。
【市長】
そこまで私は聞いてない。担当部署で個別にお詫びをしているが、具体的に内容について報告がまだないので、把握していない。
                                                                                             
以上
 
閉会時刻 午前11時25