開始時刻 午前11時00

○市長発表事項

 〇新型コロナワクチンの市独自の追加接種前倒しと小児への接種について
【市長】
市は、新型コロナウイルス感染症のクラスター防止等を図るため、高齢者や子どもと接触機会が多いエッセンシャルワーカーを対象に、市独自に追加接種を前倒しで実施する。
また、小児(5歳~11歳)を対象とした新型コロナワクチン接種について、次の計画により実施する。なお、共同接種体制を構築している平泉町の小児については、同町で小児科医を確保することが困難なことから、当市の接種会場ですべて接種を行う。
小児接種については、まだ国から具体的な接種開始時期が示されていないが、医師会と協議し、現時点での進め方を決定したので発表する。
対象者は、市内の居宅サービス事業所・訪問系サービス事業所等の従事者は約900人、
市内の保育施設等(保育所、幼稚園、こども園、特別支援学校)の従事者は約1,000人。
居宅サービス事業所・訪問系サービス事業所等の従事者は、高齢者や基礎疾患を有する方の生活を支えているヘルパーやケアマネージャーになる。
また、公私立の保育施設、重症化リスクが高い障害児と接触機会が多い特別支援学校の職員の方になる。これは、初回接種においても優先接種を行っている。
接種場所等は、2月19日から毎週土日に一関市総合体育館(ユードーム)で行う集団接種に、追加で接種枠を設けて実施する。夕方に接種時間を追加して実施することになる。昨年の8月19日までに2回目の接種を受けた方が対象として7カ月経過から6カ月経過に1カ月前倒しとなる。
使用するワクチンは武田/モデルナ社ワクチン。
小児接種の対象者は、5歳~11歳の一関市民約5,500人と平泉町民約400人。
接種時期について、国では「3月以降に接種開始」としているが、具体的な開始可能時期が示され次第、速やかに開始できるよう準備を進めている。
使用するワクチンは、小児用のファイザー社製ワクチン。1バイアルで10回の接種が可能で接種量は0.2?。12歳以上に使用しているファイザー社ワクチンとは、取扱いルールが異なり、別種類のワクチンとして扱われる。
接種回数は12歳以上と同様に2回で、1回目の接種後、3週間の間隔をおいて2回目を接種する。
接種費用は無料。
接種体制について、集団接種を中心に小児科医院など一部医療機関による個別接種を併用する体制とする。集団接種については、ユードームで3月から5月の日曜日を中心に、追加接種と日時を分けて行う。個別接種については、市内10カ所程度の医療機関で行う。
小児用ワクチンは12歳以上用のワクチンよりも1バイアルあたりの接種回数が多いこと、小児は発熱等により当日キャンセルとなる可能性が高く、ワクチンの廃棄数を極力減らすために1カ所の接種会場で1日あたりの接種人数を可能な限り大きくすることが望ましいと判断した。なお、副反応が生じた場合に適切に初期対応ができるよう集団接種会場に小児科医が常駐する予定。
接種券は、2月中旬以降、接種に間に合うように個別に発送する。
予約方法は、すべてインターネット・コールセンターで受け付ける。
特別支援学校の児童や在宅の医療的ケア児に対する接種については、県が医療機関と調整のうえ実施する。具体的な接種開始時期やワクチンの供給スケジュール等が国から示され次第、市の接種実施計画に追加して接種を進める。
小児接種は予防接種法上の臨時接種に位置づける方向とされたが、努力義務が課せられるかどうかの決定は見送りとされたところである。
留意する点として、保護者がメリットとデメリットを十分に理解した上で接種を受けることが望ましいと考えている。また、副反応が生じた場合に適切に対応できる体制の整備に努めている。

【記者】
集団接種が2月19日からとなっており、一般高齢者の接種開始日と同じだが、一般高齢者の接種と同時並行に追加時間でエッセンシャルワーカーへの接種を行うのか。
また、小児接種について、接種を行えるのは小児科医と決まっているのか。
予約方法について、平泉町民は一関市が開設しているコールセンターで予約するのか。それとも平泉が設置したコールセンターになるのか。
【松田室長】
2月19日から開始する集団接種について、一般高齢者の集団接種開始日と同じとなる。追加する夕方の時間帯にエッセンシャルワーカーへ接種を行う。
小児接種について、小児科医が必ず接種することにはなっていない。これから詳細を決めることになるが、小児科医の先生以外にもローテーションに入ってもらう。副反応が生じた場合に対応ができるよう小児科医が常駐する。
予約方法について、平泉町の方は平泉のコールセンターに予約してもらう。

【記者】
去年の11月にオミクロン株による感染が初めて確認されてから数カ月が経過しているが、県内でも連日、新規感染者が更新され、市内でも常に感染者が発表されている。現時点での市長の受け止めを聞きたい。
【市長】
 変異株の特性について、報道で報じられているので知識も増えていると思っている。感染予防に関しては、対応できるものの多くは国や県が行うものなので、市町村の立ち位置としては限定的なものになる。市としては、オミクロン株の急拡大により県が独自の宣言を発出した時には、市民へしっかりと周知することが役割の一つとなる。
その他、生活支援としての給付がある。ワクチン接種の初回接種については、最初は予約が取りづらかったが、その後はスムーズに進んでいる。今回の3回目接種や、小児の初回接種についても一関市医師会と協議し、順調に進むことを期待し準備している。コロナウイルス感染の新規の感染者数は増加しており、今朝の時点で保健所管内の累積は279人となっているが、ワクチン接種に対しては、市民の皆さんの理解や協力があり、接種率は高い水準となっている。県が言っているように基本的な感染対策をしっかりとやっていくこと、市町村が出来ることを迅速にやっていきたい。
 
【記者】
5歳から11歳の子ども達の接種計画を具体的に示している市町村は他にあるのか。
【松田室長】
発表というかたちで示しているのは報道では見ていないが、国から接種体制の構築、検討は進めるように示されている。各市町村でも準備は進めていると思う。

【記者】
一関市はいち早く体制を構築し、臨むということになるが、この時期に公表するということは、オミクロン株の市内の感染状況を踏まえての判断なのか。
【市長】
ワクチン接種については、前倒しして出来るだけ6月中に接種を終わらせたいという話は今年の新年賀詞交換会でもしました。どういう手順で行うのかを伝えるのは市町村の役割。出来るだけ早く行えばブースター効果が表れるという報道もある。その上で本来の経済活動をまわしていきたい。ワクチン接種のおおよその時期を示し、進めていくのは市としては必要なこと。

【記者】
10代への接種は当初はいつ行う予定だったのか。
【松田室長】
1、2回目接種した月から、7カ月経過で3月実施の予定を2月実施で1カ月前倒しになる。

【記者】
20日に追加接種の前倒しを出した。今回、エッセンシャルワーカーを対象に使うワクチンは供給見込みがたったから開始するのか。
【松田室長】
はい。国からワクチンの供給量が示されたので、実施することとした。

【記者】
5~11歳の子ども達の分の供給の目処が今日の時点でたっているということでよいのか。
【松田室長】
子ども達のワクチンについては、金曜日に厚労省の説明会があり、3月までに各県に供給されるワクチンの量が示された。その量を見ると、県から一関市にどのくらい入ってくるのかは見えないが、子供の人数で見ると日程的に3月中に十分な量は来ないと見ている。具体的には必要回数の2割くらいが3月までに供給される。4月以降は示されていないので具体的な人数の計画は立てられない。早い時期にワクチンの供給量を把握しやっていきたい。まだ小児接種のワクチンの供給スケジュールも全部見えているわけではない。
【市長】
市独自の追加接種の前倒しは一般の高齢者の予約状況を見ると、一定の目処がたった。次の段階に進もうというもの。一方、小児接種は、オミクロン株は子供への感染が多く、ご家族が心配されていると思うので、市としては計画を早く伝えるほうが良いと判断した。供給のあてがあるというのとは次元の違う話。

【記者】
対象となる子どもが、平泉町も合わせて約5900人。3月までに供給されるワクチンでどのくらい受けることが出来そうか。
【松田室長】
全国ベースでのワクチン供給量から言えば、3月までに打てるのは2割ぐらい。小児接種のワクチンの供給量の見通し、構図が1、2回目の高齢者への接種の時に似ている。最初はワクチンが少量配給されると思うので、同じように受付すると少ないワクチンに申し込み者が殺到することが考えられる。そのため、年齢で区切ることも考えていかなければならない。

【記者】
保護者がメリット、デメリットを理解するのが大事だということですが、その件に関して周知を行うのか。
【市長】
これは医師会の先生や学校現場にも問い合わせが出てくると思う。客観的な説明をどうしていったらよいのか十分に考えていかなければならない。
【松田室長】
今考えられる部分として、接種券と一緒にメリット、デメリットを記載したリーフレットを同封したい。また、接種会場に来られた時には、十分に理解したうえで接種を受けるのか改めて確認が必要だと思う。以前、17歳以下の方へ接種を行う際に教育委員会に相談窓口を設けたので、継続して設置したいと思う。学校で同調圧力にならないように学校側で説明する機会を設けたいと思う。

○その他

【記者】
NEC跡地の関係で、本日までに意向確認書の取り交わしを行ったのか。
また、明日の議会臨時会議で提案予定だが、特別委員会が設置されると聞いている。今回の特別委員会設置は、昨年のNEC跡地の利活用に係る調査特別委員会に一ノ関駅周辺整備についても追加されている。議会としても市側の提案内容に対する詳細に調査する動きだと思う。このことに対する市長の考えは。
【市長】
意向確認書について、議員全員協議会では1月中に意向確認書の取り交わしについて説明していた。今日中に署名したい。
特別委員会について、詳しくは明日の提案を聞いてからになる。先日の議員全員協議会で話したとおり、すべてのものが最終案として説明している訳ではない。提案者側として検討を進めていくことになる。こちらから説明する場を設けるよう要請することもあるし、委員会側から説明を求められる場合もあると思う。説明の場の持ち方はどちらでも良いと思う。ベストプランに向かって努力することが必要で双方が理解を深めていくことは良いこと。駅周辺という要素が加わることはNEC跡地のことだけではなく、そういったところまで議論が及ぶことは当然だと思う。そういった場を議会が設けて調査をすることはありがたい。

 

                                                                                      以上
閉会時刻 11時30 
 

1月31日定例記者会見資料 [264KB pdfファイル]