開始時刻 午前11時05

 

○市長発表事項

【市長】 
和歌山県の新宮市と友好都市提携を締結する。
平成30年に挙行された室根神社の本宮の1300年祭に新宮市の市長、議長など関係者が多数、室根に来られ、室根大祭を見学された。その後、私も新宮市の市長や議長と交流を深めていくなかで、友好関係を締結して今後も交流を深めていくことで一致した。
調印式は7月21日に行う。但し、コロナ禍での状況となることから、オンラインでの調印式となる。今後の交流については、これから決めていく。

【記者】
今年は室根神社特別大祭が行われる年だったと思うが。
【市長】
神事のみ開催される。

【記者】
田辺市と姉妹都市提携を締結した時は、室根神社特別大祭の開催時期に合わせて調印式を行ったと思うが、今回も室根神社特別大祭に合わせて調印式を行いたかったが、難しいと判断し、7月21日にオンラインで行うこととしたのか。
【市長】
そのとおり。

【記者】
将来的に姉妹都市提携を目指すのか
【市長】
それを目指していく。

 

○その他

【記者】
NEC跡地の取得関連議案が否決されたことを受けて、NECプラットフォ-ムズからは今後の協議について何か話はあったのか。
【市長】
議会の結果は報告している。NECプラットフォームズでは議会中継をネットで見ているので中身は全て分かっていた。その後、具体的な話はない。いずれ、こちらから何らかの形で話をしなければいけないと思っている。NECプラットフォ-ムズ側では対応について検討していると聞いている。状況は非常に厳しいと思っている。

【記者】
4月30日に交わされた意向確認書では8月31日までの期限で交渉を進めるとしているが、取得に向けた協議については、継続することも含めて双方で協議するのか。
【市長】
含めて協議していく。

【記者】
取得方針については、変わらないか。
【市長】
変わらない。

【記者】
状況が非常に厳しいという発言があったが、感触的にNECプラットフォ-ムズ側の態度は変わったのか。
【市長】
分からない。但し、相手は民間企業なので、時間無制限であの土地をそのままにすることはありえない。よって、期限を付して交渉してきた。これまでの経過を考えれば非常に厳しいと思う。

【記者】
当初のスケジュールでは7月下旬に仮契約し、8月に議決となっているが、当然厳しいと判断するのか。
【市長】
これからです。

【記者】
ワクチン接種について、他市ではワクチン供給の見通しが立たないことから、64歳以下の接種予約の受け付けを遅らせたりする対応が発生している。一関市では今日から個別接種の予約受付が始まっているが、供給の見通しはどうなっているか。
【市長】
今現在では、順調にきている。しかし、ここから先はワクチンの供給体制が不透明となっている。先週、東北の市長が集まった会議に参加するため上京したが、予約の受け付けを止めたり、接種を先延ばしした首長がいた。当初の予定どおりワクチン供給してもらえないと住民に説明がつかないといった発言や国の情報の出し方についても様々な意見が出ていた。一関市では今のところ順調に推移しているが、河野大臣が今後の見通しを述べた中で、当初の予定どおりには行きがたいという発言があった。このまま供給量が削減されることを想定しなければいけない。そういった状況に対し、予約受付や接種を中止することにならないように、ワクチン供給量に応じた接種体制を維持し、切れることが無いようにしたい。

【記者】
綱渡りのような状況だと思うが、1日の接種人数を減らして、止めることなく続けるということか。
【市長】
そのとおり。

【記者】
熱海市で土石流による甚大な被害が発生しているが、一関市では危険な場所に対し、何か対応したのか。
【市長】
県が3年ぐらい前に、盛土した場所の一斉調査を行っている。それが最新のデータとなると思う。今も県が検討しているようなので県の動きに合わせて協力していきたい。市民の方々に対しては、ハザードマップをしっかりと確認して欲しいということを周知していきたい。

                                                                           以上

閉会 午前11時30

 

 7月12日記者会見資料 [260KB pdfファイル]